Mentioned in topics
まず自分の立場を明示する。 個人事業主として、ソフトウェア開発とそれにまつわる色々をお仕事として生計を立てている。カウントダウン生活というのをやっていて日本国内を転々としながら暮らしているので、就業場所について「業務は必ずオフィスにて行ってください」といった制約のない案件だけを受けている。だいたいの案件は自宅でこなしていて、たまに「みんなで集まりましょう」ってときには指定のオフィスに向かうという感
はじめに 2023年、2024年、2025年と、満職(フルタイムの労働)を避ける生活をやっていて、気付けば丸3年が経過しようとしている。 2023年は無職の完全体としてスタートして、2024年には「少しは働く」という微職の状態になり、2025年の年末を迎えた今は、フルタイムを100とすると70〜80くらいの労働状況には、なんやかんやで満職に近付いてきた。 生活者の自分とビジネスパーソンの自分が綱引
2024-06-14にペパボで実施された、おもに2024年4月入社の人々に向けた研修の資料の一部をここで公開します。テキストコメンタリー付きです。ソフトウェアやコミュニティについて話しました。 研修実施の2日前である2024-06-12にこの投稿が出てきて「その心は…?」となりました 自分にとってのコミュニティの入口となったRuby札幌のことは紹介しておきたいところです 人は、最初に見たコミュニテ
Claude Codeがおもしろいので、雑感を記録しておこうと思う。数週間も経てば状況も変わってくるだろうから、今の雑感は今のうちに書いておくことにした。 2022年にGitHub Copilotに触れたあたりから2025年にClaude Codeに出会うまで、の雑感はキマグレエフエムでコンパクトにまとめて話した。 「Claude Code」という名前から、Agentic Codingに特化したG
ぼくがWeb 2.0の熱気にあてられて鼻息が荒くなってときには鼻血も出していたころ、LAMP構成ってのが流行っていた。これはLinux Apache MySQL Perlの頭文字をつなぎあわせたもので、こういうテクノロジ・スタックでウェブ・アプリケーションを開発するとけっこう無料で済みますよ、みたいなノリ。Perlの代わりにPHPでもいい。とにかく、オペレーティング・システムもウェブ・サーバもRD
Agentic Coding、つまりAI Agentの力を借りまくるCodingを何ヶ月間か続けていて、自分の生活における「プログラミング」「ソフトウェア開発」の様相が大きく変化した。これはもう、もとの世界に戻ることはないだろうという大きなパラダイムの変化を感じている。 自分たちの番がやってきたんだな、という気分で過ごしている。 自分がこれまで取り組んできたソフトウェア開発は、お仕事として関わるも
From バイブスでコーディング by laisoさん Andrej Karpathy(OpenAI共同創業者)がXで提唱した“vibe coding”の概念が、現在のAIエージェントを使った「ノリや雰囲気、感性」などを重視したコーディングスタイルをうまく言語化していて面白い。 バイブスでコーディング 自分もAI Agentを活用しようとあれこれ試行錯誤しているところではあったが、バイブスが足りて
お仕事においても生活においても、自分が他者になにかしらの作業・タスクをお願いするときのモードは、 デフォルト あなたにとって都合のよいタイミングで進めてほしい 急いでいるとき その旨を伝えて相談・交渉する 明確な締め切りがあるとき その締め切りを伝えて「なので、いついつまでに完了するとうれしいんだけど、むつかしかったら教えてください」的な認識合わせと相談をやる ってな感じで整理できそう。ほんで、こ
メタバースえとせとらで紹介されていて知ったGojekの話がおもしろかった。 まったく知らない世界だったのでGojekの話が事例紹介としておもしろかった、ってのもあるし。お話の中で「システムから徹底的に人間の関与を排除するのが、いいことなのか?」といった観点があり、自分にとっては収穫だった。 無人化のメリット・デメリット 有人化のメリット・デメリット があるはずで、なんでもかんでも無人化や自動化を推
今回の記事、フィードリーダ上で文字化けしているように見えました。これまでの記事ではそんなことはありませんでした。いちおう、ご報告です!特になにかアクションを求めるようなものではありません https://twitter.com/june29/status/1465134806589599752 on 2021-11-29 ある人のブログをフィードリーダで購読していて、いつものように新着記事をチェッ
COTEN RADIOの番外編で紹介されたコミュニティナースのお話がとてもおもしろくて、前編・中編・後編と3つの動画を食い入るように観た。矢田明子さんのことはウォッチしていくぞい。 コミュニティナースというそのものずばりの書名の書籍がKindleでも買えるので、読んでみるのもいいかも。 コミュニティナース 前編 : コミュニティナースの紹介 中編 : 矢田明子さんが今に至るまで 後編 : コミュニ
朝日新聞ポッドキャストのMEDIA TALKより。ゲストのyoppymodelさんのお話から。 公式な書き起こしはないので、ぼくが聴いての記憶にもとづいてメモしていく。興味のある人は一次情報に当たってくださいな。 一次産業→二次産業→三次産業とnが増えるほど地球から離れていく、という捉え方 最近の高度なテクノロジは次元の高い方から順に人間の仕事を奪っていく Generative AIによってライタ
ソフトウェア開発業界の、とくにオープンソースソフトウェアをおおいに活用している界隈では、しばしば「アウトプット」がトピックとして挙がる。具体的には「知見をブログ記事にして発信して貢献しましょう」といった言説をよく見かける。 アウトプットしなきゃ、アウトプットするぞ、と外発的な動機によって肩に力が入っているとき、整った形式での「解説記事」の類を書こうとするパターンがある。それでうまくまわっているなら
自分の人生が一冊の本になるとしたら、たぶん2008年から2022年までがひとつの章になるんじゃないかと思っている2023-02-06の自分がこのページをつくった。ここまでの長い期間を対象にふりかえりをやるのは初かも。 ざっくり章立て 1983〜1999 : 生まれてから義務教育を終えるまで 1999〜2008 : 高専に入学して情報工学・情報科学に触れて大学・大学院でウェブに魅せられるまで 200
2022年の終わり頃にザッソウラジオに稲垣栄洋さんが出演されていた。 ザッソウ 結果を出すチームの習慣 ホウレンソウに代わる「雑談+相談」 | Amazon の倉貫義人さん 雑草はなぜそこに生えているのか | Amazon の稲垣栄洋さん と仲山進也さんの3人によるとても刺激的な会話。倉貫義人さんはソフトウェア開発や組織の運営に軸足を置いて話していて、稲垣栄洋さんは植物の話をしていて、なんだけれど
自分の好きなものは移ろうこともあるよね、ってことでこのページは2023年版という位置付けにする。とはいえ、毎年ころころ変わるというよりは、ずっと変わらずに好きなものもたくさんありそうだよね。ちょっとした変化に気付けたらおもしろいかも、くらいの気持ちで2023のページを起こした。 いつくらいから好き?をだいたいの西暦で併記する。西暦、和暦、自分の年齢や学年の対応表にもリンクしておく。 漫画 (199
妻と雑談していて「おぬしは、嫉妬の気持ちを抱いたり、他人を束縛したいと思ったりすることはあるんか?」という旨のことを聞かれて、考えながら回答したら発見があったのでここにもメモしておく。話題はあちこちに飛ぶ。散文。 期待の持ち方 思い出せる範囲で考えてみて、30歳を過ぎたあたりから気持ちがぐちゃぐちゃになってどうにもならんような時間はほとんどなくなったんじゃないかな、と思う。 17〜19歳くらいの頃
歯、歯医者、歯科医、歯科医師、歯科衛生士、歯みがき、CI、Continuous Integration、継続的インテグレーション 専門的な知識を持っているはずの歯科医師さんや歯科衛生士さんがけっこうな頻度で精神論で会話をまとめようとすることに驚く。 「しっかり磨くようにしてくださいね」「次から意識してみてください」 思うに「しっかりやる」「気をつけてやる」で済むなら、ぼくが虫歯になることはなかろう
プログラミングスクールって卒業のレベル設定によって変わってくるんだと思う。 「就職できるレベル」と「現場がイラつかないレベル」が違うってのが問題なだけかど。 商売的には前者を選ぶ方が理に適ってる。僕は現場でイラつく方の人だったからそういう設定にしちゃってる。 フィヨルドブートキャンプの設計についてのお話。なるほどな〜と思う。 今のぼくの状況は「ソフトウェア開発を生業とする企業に勤めていて、ソフトウ
自分がそういう状態になっていたら怖いな、どうしたらいいんだろう、というお話。 20代のころのぼくは今よりももっと調子に乗っていたと思う。37歳の今も大なり小なり調子に乗っているとは思うけれど、20代のそれはもっと過激なものであっただろう。今となってはそう思う。 他人に対して自己責任という言葉を振り回したりはしなかったけれど、自分に対して「いま、自分が持っているものは、自分の努力の結果として得られた
よい面もあるし、よくない面もあるよね、というお話。 「老舗」「創業 明治〇〇年」「歴史のある」のように、長く続いていることをポジティブな文脈で捉える言説をちょくちょく見かける。 ぼくはそこまでポジティブには捉えられなくて、よい面があることは理解しているけれど、よくない面もけっこうあるよな〜と思うので、たとえばなにかを購入する際に「歴史ある企業がつくっている方を選ぼう」とはならない。自分はソフトウェ
From /nishio/未踏ジュニア質問箱「プログラミングの知識」 Q.『どうしても実現したいものがあるのですが、プログラミングをしたことが全くありません。やる気はものすごくあります!そんな私でも応募することは可能ですか?』 A. "応募することは可能ですか?"という質問には当然Yesです。ただし、"野球したこと無いんですけどとてもやる気あるので甲子園行きたいんです"という人はなかなかいないはず
チームの成長によりアジャイルソフトウェア開発の変革を促す James O. Coplien、Neil B. Harriosnによる書籍 2013-08-05に発売された アジャイル開発における組織の在り方の指針を網羅 本書は、ソフトウェアを開発する上で「人間」とその「組織」に着目し、ソフトウェアを開発する際にどのような組織であるべきなのかを、実際の観察に基づいて書いている本です。同時に、広く使われ
Mentioned in days
ひさしぶりにMagic: The Gatheringのカードでも買うか…?という気分がある。中学生のときに熱心にプレイしていて、大会で善戦したときの興奮はずっと大事な記憶だったりして。今なら、あのころよりはお金に余裕を持って楽しめるから、ホビーとして買って集めて遊んでもいいかもなあ、と思っている。AI Agent時代なら楽しみ方の幅も広く取れる気もしている。
一方、AI Agent時代だから「カードで遊ぶ時間」の優先順位を上げにくいだろう、とも思う。直近の自分の生活の実績を鑑みたらそう思わざるを得ない。あのころよりお金はあるが、時間がない。よくある大人の哀愁じゃん。
ソフトウェア開発はもともとやっていて、AI Agent時代においても、やるって感じで。それ以外に「これまでやっていなかったが、AI Agent時代ならやるかも」と思っているカテゴリがいくつかある。コスト構造の変化によってね。
- 楽曲創作
- ビデオゲーム創作
- トレーディングカードゲーム創作
AI Agentを使役して遊ぶタイプのビデオゲームやトレーディングカードゲームもおもしろそうで、それなら、今の自分の優先順位の世界においても前のめりに取り組めるかも。考え中。
今日のソフトウェア開発の記録。
- Project N26 - 自分用日記アプリ
- 日記の本文で画像が連続するとき、束ねて表示するレンダラを試作した
- Teacher Teacher方面の管理アプリ
- 新機能の設計と、そのためのリ・モデリング
- Project FH - rururu
- お手伝いしている現場方面
- ちょっとした障害が発生して「junebokuさん、対応できますか?」とメンションがきたのでなにもわからないまま対応した / 他人がつくったアプリケーションを運用するのはむつかしいね、楽しいけど
- 機能追加をいくつか進めた
ダンス教室のレッスンを受ける日。
『Michael Jackson by YUMDDA』、通しで踊れるようになった。わーい。来週は、繰り返しの通し練習だろうな。
先生の動きを見ていると、やっぱりサマになっていてかっこいいんだよな〜。同じ動きをしているつもりでも人によってぜんぜんちがうものに見える。ダンスは、5年やったら5年分の練度になる感じがする。
最近、ソフトウェア開発をしていて「長く続けてきてよかったな」と思うことがけっこうあってね。なんやかんやで20年間以上も取り組んでいると、引き出しは増えているわけで。「こういうときは、こうすればいい」「なんか、こういうツールあったよな」と思い付いてAI Agentにうまく指示をできたときはうれしい。
ダンスは、自分の人生の中でソフトウェア開発ほどに時間を注ぐ対象にはならないかもだけれど、今後しばらくなるべく続けていきたいな〜。5年、10年、とやっていったら、きっとそういう体の動きになると思うので、静かに積み上がる感触が楽しい。
今日も今日とてウェブ・アプリケーションの開発をやっていく。
ngrokを使う作業があったのだけれど「無料版だと公開URLのドメインを固定できなくて不便だから、自作しちゃえばいいんじゃね?」と2026年にありがちな思考になり、設計を考える。
AI Agentに相談してみたら「Cloudflare Tunnelを使えばいいよ」と言われて、そういうのもあるのか〜。今までありがとう、ngrok。去年から道具の入れ替えが激しいね…。
簡単なラッパー・スクリプトの「穴 ana」だけつくった。CloudflareのDNSレコードの追加・削除までやってくれる。とても便利。
# トンネルを開ける
❯ ana up
# トンネルを閉じる
❯ ana down
# 名前とポートの対を登録する
❯ ana add app_name 3210
# トンネルの状態を確認する
❯ ana status
up (pid: 11109)
https://ana-app_name.my-domain.com -> localhost:3210
# 名前とポートの登録を解除する
❯ ana rm app_name
こんな調子で日々がプロジェクト型学習という感じで、自分の場合は、ソフトウェア開発をやっていれば勝手に学習の機会が得られまくる。「こういうときは、こうするといい」の知見がたまって感覚が養われていくと、だんだんと進め方が洗練されていく。遊びまくっていると仕事に活きるという、ラッキーすぎる構造。
約3週間前に聴いたりっちゃ・りょかちのやいやいラジオの311にて。美容整形のコストが低くなっていることで、そういった手段を行使せずに不満を述べ続けている人に対して「やればいいのに」「どうしてやらないの?」と感じやすくなっているかも的な話があった。これはぼくの理解なので、興味ある人は実際の音源を聴いてくださいな。
それを聴いたときは「そういうこともあるのか〜」とあまりピンときていなかったのだけれど。最近、とある個人が作成して公開しているソフトウェアに対して、それを利用している別の個人が「こういう機能は追加できませんか?」「こう変更できませんか?」と要望を出しているのを見て「そんなに細かく自分好みにしたいなら、自分でつくればいいのに」と反射的に感じたのを自覚した。
1年前であればそんなことは思わなかったのに、今はそういった感情がわくということは「ソフトウェア開発のコストがかなり低くなっている」「あなたが自分でつくるってのも無理な話じゃない」と認識の変化が起きたってことだよなあ。数週間を経て、ポッドキャストで聴いた話に「そういうことか」となったのであった。
お世話になっている現場で「エンジニアリングお茶会🍵」的な集まりがあって、ありがたい時間を過ごした。その場で話したことと最近のインプットを交えたメモを以下に記す。
Ghostty Is Leaving GitHub–Mitchell Hashimoto
- Mitchell Hashimotoさんのエモーショナルなエッセイ、かなりグッときた
- GhosttyのプロジェクトはGitHubを離れる、って話
- 文脈はちがうのだけれど、Agentic CodingをやっているとGitHubが打ち立てたソフトウェア開発のあり方とはマッチしないのではないかと疑義を感じることは増えていて、あとからふりかえると2008〜2025年あたりがGitHub的な時代だったとなるのかもしれないと思う
- Mitchell Hashimotoさんが「おれのUser IDは1299」と言っていてアツい
- june29さんは3970なので登録だけはけっこう早かったんだよな
- junebokuさんは125535885です
Rebuild: 424: Waterfall But Really Fast (obra)
- obraさん、superpowersの作者 https://github.com/obra/superpowers
- superpowersを入れるとCoding Agentのふるまいがけっこう変わるの、だいぶおもしろいことだと思う
- タイトルの「Waterfall But Really Fast」めちゃくちゃいい
- この時代を生きていて感じることが短いフレーズにまとまっていて感動してしまう
t-wadaさんがAgentic Codingについて話している動画をたまたま見かけたので鑑賞した。おもしろい。ソフトウェア開発の歴史を参照しながら未来を見ていくの、めちゃ大事じゃん。リソース効率とフロー効率の話は「それじゃん…」となって刺激的だった。
ソフトウェア開発の領域に限定しても、常に「やりたいこと」が10個くらいあって、うまいことClaude Codeに指示を出せたらそのうちの5個くらいは進められると思うんだけど、自分がボトルネックになっている。はー、もどかしい。夜ごはんを食べ終わったあと、時間はあっても集中力が売り切れていると「決める」がぜんぜんできないんだよな。
夜、適当にソフトウェア開発を進めたりしながら過ごしていたらyuta25さんがDiscordでメンションをくれて、このあとアフター6ジャンクション2にMAZZELが出るよ〜という出演情報だった。そのままradikoを起動してリアタイした。KAIRYUさんが歌う『夜空ノムコウ』がよかった。yuta25さん、教えてくれてありがとう。
11/20(木) 20:00-22:00 TBSラジオ「アフター6ジャンクション2」
KAIRYU NAOYA EIKIゲスト生出演 音楽コーナー「LIVE&DIRECT」にてスタジオ生歌唱
TBSラジオ「アフター6ジャンクション2」 | MAZZEL
自分がMAZZELを応援しているってこと、日記を読んだり音声を聴いたりしてくれている人たちは把握してくれていて、こうやって情報を伝えてもらえるのはとても助かる。つくづく、お得な人生だな〜と思う。
Claude Codeが我が家にやってきてからしばらくソフトウェア開発熱が高まっていて、それ以前であれば作らなかったようなものも気軽につくるようになって、けっこうな時間をそっちに割り当てていた。その熱も10月末くらいにいったん落ち着いて、ここ2週間くらいは漫画の未読単行本をもりもりと消化するような時間があった。
相変わらずAgentic Codingは楽しいけどね、漫画を読む楽しい時間が戻ってきたのはうれしいことだと思う。
先週の木曜日くらいから「キッチン・シンクの水はけが悪い…?」と感じていて、きのうの夜にそれが確信に変わり、今日の朝に対処を行った。
ローポンプ・スーパープラスが届いた。この子の出番がないまま暮らしていけるのがいちばんいいな、と思っている。
2021-02-18 Thu : 自宅のトイレの詰まりを自力で解決する決意
出番がきちまったローポンプ・スーパープラス。先々月2025-07-11に業者さんがきて排水まわりをいい感じにしてくれたとき、この物件の排水アーキテクチャの全容を理解したのよね。キッチン・シンクは詰まりを感じる、けど、トイレやお風呂の排水は問題ないっぽい。ってことはキッチン・シンクから外に出ていく水路の途中になにかが詰まっているのでは、と仮説を立てる。そこにローポンプ・スーパープラスを当てて、勢いよく水を流し込むことで詰まりを解消したってわけ。自宅のことを自分の手によってメンテナンスできる。静かな手応えを感じる。
これは「ブラックボックスだった自宅の一部をホワイトボックスに近づけて適切にメンテナンスできたことで、自己効力感が高まってハッピー」が起こったと解釈できそう。
他方、ひるがえって最近の自分のソフトウェア開発のことを考えてみると、積極的にブラックボックス化することで楽しんでいて、逆向きの変化が同時進行していておもしろい感じがする。
ぼくはHip-HopのこともBEEFのこともぜんぜん知らなくて、話題になっていてもせいぜい遠くから眺めるくらいで実際に曲を聴きにいったりするようなこともほとんどなかった。先月下旬、わりとぼくがウォッチしている界隈で勃発していたので、今回はいくらか追ってみようと思って興味を持って情報をキャッチしている。
「ビーフ」が連日話題を呼んでいます。発端は6月21日、ラッパー・NENEが突如リリースした楽曲「オワリ」でした。彼女はこの曲で、SKY-HIがCEOを務めるBMSGと、ちゃんみながタッグを組んで開催したオーディション「No No Girls」から誕生したガールズグループ・HANAを想起させるようなディスソングを展開したのです。ただ、これはHANAに対するディスというよりも、ヒップホップへのリスペクトが感じられないポップ・シーン全体への問題提起とも受け取れる内容でした。だからこそ、象徴的な存在として、ちゃんみなやSKY-HIが名指しで攻撃される形になったのです。
【業界激震】ラッパーNENEからちゃんみな&SKY-HIへの宣戦布告「ビーフ」が「ヒップホップVS.ポップ」の代理戦争に発展(つやちゃん) | マネー現代 | 講談社
あまり意識してこなかったけれど、自分はポップ・カルチャーの中で生きてきたように思う。音楽でいえばJ-POPばかり聴いてきた。週刊少年ジャンプに掲載されているような少年漫画を好んで読んできた。大衆文化のトレンドの中にいて、マジョリティの側に身を置いてきたとも言えるかもしれない。
今回のことで感心したのは、NENEさんのファンの人たちの多くが批判的な観点を持っていること。これはHip-Hopのカルチャーと無関係ではないと感じた。一方でポップ・カルチャーな層の人々は、その多くが、応援しているアーティストに対して無批判な態度を取っているように思える。「かっこいいことはかっこいいし、ダサいことはダサい」と言える態度の人たちを見て、自分は清々しい気分になった。
自分は基本的には「強い言葉を使わないで、楽しくやっていこ↑」なマインドだと思う。そこに、大学院時代のアカデミックな雰囲気やソフトウェア開発におけるレビュー文化から取り入れたエッセンスが加わって、やわらかく批判的であること、建設的であること、を快しとするスタンスに落ち着いて今に至っているのではないか。そんなことを考えた。
もうちょっと深堀りしたくなったのでClaudeに「批判的に返して」とオーダーしながら会話したら、だいぶおもしろかった。デフォルトの挙動だと、あまりにも同調が強くて気持ちよくないときがあるので、常にこれくらい批判的に返してほしい。その方が得るものが多いわ。
というわけで、自分は多様な文化のことをぜんぜん知らんな〜〜〜となったので、Claudeにおすすめしてもらったアクションを取り入れてみたり、あれこれ目で耳で肌で感じて、世界を広げていきたいな〜と思ったのだった。
さて、今回の用事というのは。佼成学園のグローバルコースの高校生たちを相手に「ソフトウェア開発」「プロトタイピング」の話をする機会をいただいているのでした。友人である長井悠さんが代表を努めるTAKTOPIAが提供しているカリキュラムがあって、そのうちのヒトコマをぼくに任せてくれた、って構図。
参考 : 【高校グローバルコース】 高1・高2アントレプレナーシップ中間発表実施! | 佼成学園
2025-05-18の日記にも貼ってあるこちらの写真を話者近影として画面に表示したところ「ビジュいいじゃん」と言ってくれた生徒さんがいたのでよかった。M!LKネタを拾ってくれてありがとう、高校生たち。
- 高校生がM!LKネタのような小ボケを拾ってくれると助かる (?)
- Shokz OpenComm2を装備してトークに臨み、途中、生徒さんからの質問に回答しながら「じゃあAIに試しにつくらせてみましょっか」と告げてAqua VoiceからのClaude Codeを繰り出したところが、いちばん反応がよかった
- ぼくの「おはなし」だけをずっと聞かされるより、いっしょに試したりできる方が楽しいよね、そうだよね
- そんなこともあろうかと…と思ってShokz OpenComm2を装着しておいたので作戦勝ち
- なんでも無料で助かる〜と思っていた大学生に書いたようなこと、いろいろと思わされてしまった
- やりたいことがいっぱいある高校生にこそClaude CodeをMaxで使ってほしいが、ぼくにできることは…?
- 運営の人たちには「たとえばDiscordサーバかなにかを用意してもらえたら、以降の日も生徒さんの質問に答えたりできるので、ぜひご検討ください」と伝えてあって、実際に用意してもらえたのでとてもうれしい
- さっそく勢いよく質問してきてくれた生徒さんがいて最高ハッピー
- juneboku Maxを活用してもらえたらうれしいな〜〜
ぼくの人生の方針として、小中高生のような未来の人たちのためにできることがあれば積極的に引き受けるつもりなので、こういう場があれば、まずはお気軽にお声がけください。未来につながることをやっていきたいからね。
今日のソフトウェア開発は、CursorとVS Codeを起動して、どちらもターミナルでClaude Codeを起動して、常に2並行で作業を進める感じでやってみた。今の自分としては、このスタイルはいい感じだ。
- 並行数は2がちょうどいい
- 1よりも3よりも2のときの方がパフォーマンスが出る感触がある (他者に伝わらなさそう)
- VS Codeで「テキストエディタ」「ターミナル」「Claude Code」をひとつのウィンドウにするのが好み
- もちろんtmuxとClaude Codeな組み合わせでもひとつのウィンドウでいろんなことはできるのだけれど「これが開発を進めているプロジェクトのウィンドウです」が見た目にもわかりやすいのがいいみたい
…とか書いているけれど1ヶ月後にはまた別のツールを使っている可能性はおおいにあるし、なにが「ちょうどいい」かもコロコロと変わっていくことでしょう。日記なので「今日はこうでした」を書き残していく。
今日のソフトウェア開発は、下記のツール・スタックで取り組んでみる。
- Shokz OpenComm2
- Aqua Voice
- Cursor
- Claude Code (をCursorのターミナルで動かす)
今回はClaude Codeをがっつり試すのでCursorのチャット欄は使わずにテキスト・エディタのGUIだけ借りる。作業の途中でAqua Voiceのお試し枠を食べ尽くしたのでProプランにした。活用していけそう。
開発の指示をAI Agentに伝えるとき、誤字脱字とか、ある言葉をアルファベットで書くかカタカナで書くかとか、細かいことは気にしないと決めた。わ〜〜〜っとしゃべってAqua Voiceで文字列化されたものは、たとえばぼくが app/models のつもりで「アップモデルス」と発話したものが appmodels のようになったりもするのだけれど、そのまま渡してもAI Agentはちゃんと解釈してくれる。書き起こしを変に直そうとしなくてもよい。楽をしよう。
Claude Codeはよさげだな…。あまり待たされず、頼んだことがさくさくと進む感触。Anthropicの軍門に降ることにしてChatGPTのPlusプランは解約すっか。Aqua Voiceにもお金がかかっていくし。
Cancellation Surverのページの言語切り替え選択肢に「日本語」がなかった。プライオリティの低い言語だ。
まじめに回答していったら「なんでClaudeに乗り換えるの?」「悪いところがあったら直すから」的なことになってきて、別れ際の修羅場っぽかった。
Why are you switching to Claude instead of ChatGPT?
What could we have done to make you want to keep your subscription?
ArcのFavoriteエリアに固定してあったChatGPTのタブも消した。代わりにClaudeのタブを置く。付き合う相手が変わったらすぐにメールアドレスを変えるタイプの同級生のことを思い出した。
今日はけっこうソフトウェア開発が捗る日だった。ちょっと作りたい機能があってCursorに「こういうことをやりたいんだけど、どういう作業になりそうですか?」と相談してみたら、応答の最後に
作業見積もり
- ◯◯の作成: 1-2時間
- ◯◯の修正: 1時間
- ◯◯リファクタリング: 1時間
- テスト・検証: 2-3時間
合計:5-7時間程度の作業になると見込まれます。
と書いてあって。けっこうかかるじゃん、と思いながら「内容よさそうなので進めてください」と返したら、実装は3分くらいで済ませてくれたのでウケた。あとはぼくがテスト・検証をやったら終わりじゃん。作業量の見積もりは「ま、人間が担当するとしたら、ですけど」とかそういうつもりなのか?
寝る前にはソフトウェア開発を進めた。最近またソフトウェア開発のおもしろみが増していて、いいテンションになっている気がする。LLMやGenerative AIによってこんなふうに作業風景が変わることになるとはねえ。

