Mentioned in days
お世話になっている現場で「エンジニアリングお茶会🍵」的な集まりがあって、ありがたい時間を過ごした。その場で話したことと最近のインプットを交えたメモを以下に記す。
Ghostty Is Leaving GitHub–Mitchell Hashimoto
- Mitchell Hashimotoさんのエモーショナルなエッセイ、かなりグッときた
- GhosttyのプロジェクトはGitHubを離れる、って話
- 文脈はちがうのだけれど、Agentic CodingをやっているとGitHubが打ち立てたソフトウェア開発のあり方とはマッチしないのではないかと疑義を感じることは増えていて、あとからふりかえると2008〜2025年あたりがGitHub的な時代だったとなるのかもしれないと思う
- Mitchell Hashimotoさんが「おれのUser IDは1299」と言っていてアツい
- june29さんは3970なので登録だけはけっこう早かったんだよな
- junebokuさんは125535885です
Rebuild: 424: Waterfall But Really Fast (obra)
- obraさん、superpowersの作者 https://github.com/obra/superpowers
- superpowersを入れるとCoding Agentのふるまいがけっこう変わるの、だいぶおもしろいことだと思う
- タイトルの「Waterfall But Really Fast」めちゃくちゃいい
- この時代を生きていて感じることが短いフレーズにまとまっていて感動してしまう
ワークフローとフィードバック・ループについて考えていた。たとえば、組織におけるオンボーディングを題材にしてみる。新しいメンバーを迎えるときの「受け入れ」の手順が
- まったくまとまっていない
- 誰かの頭の中になんとなく存在している
- 誰かの頭の中に確固たるものとして存在している
- 明確なドキュメントになっている
- 動作するスクリプトになっている
こんなレベル分けができるだろう。上に行くほど不安定で、誰かのときはばっちりだったけれど、別の誰かの受け入れのときはヌケモレがあってドタバタしちゃった、ってことが起きやすいだろう。ドキュメントやスクリプトになっていて、それがフィードバックによって更新されるとしたら。受け入れをこなすたびにどんどん洗練されていくはずだ。
自分は、すべてのワークフローに対してそういう視点を持って関わっているという感覚がある。場のまんなかに「共有された資産」となるものを置いて、関わる人たちがそれを育てていく。フィードバック・ループによってワークフローを洗練させていくというのは、そういうことだ。
…ってなことを考えたり考えなかったりしながら、あらためてMitchell Hashimotoさんのテキストを読んだ。Herness Engineeringって概念が登場したテキストね。
At risk of stating the obvious: agents are much more efficient when they produce the right result the first time, or at worst produce a result that requires minimal touch-ups. The most sure-fire way to achieve this is to give the agent fast, high quality tools to automatically tell it when it is wrong.
I don't know if there is a broad industry-accepted term for this yet, but I've grown to calling this "harness engineering." It is the idea that anytime you find an agent makes a mistake, you take the time to engineer a solution such that the agent never makes that mistake again. I don't need to invent any new terms here; if another one exists, I'll jump on the bandwagon.
My AI Adoption Journey–Mitchell Hashimoto当たり前のことを言うようだが:エージェントは最初から正しい結果を出すとき、あるいはせめて最小限の修正で済む結果を出すときに、最も効率的だ。それを実現する最も確実な方法は、エージェントが間違っているときに自動的に教えてくれる、高速で高品質なツールを与えることだ。
これを業界全体で受け入れられた用語があるかどうかはまだわからないが、私は「ハーネスエンジニアリング」と呼ぶようになった。考え方はこうだ——エージェントがミスをするたびに、そのミスを二度と繰り返さないような仕組みをエンジニアリングする時間を取る。別に新しい用語を作りたいわけではなく、すでに定着した言葉があればそちらに乗っかるつもりだ。
ここでは「エージェントがミスをするたびに」と主語に「エージェント」が置かれているが、ぼくたち人間が「人間」を主語にしてずっとやってきたことと、構造としては同じことを言っているのだろう。ボーイスカウト・ルールも近いよね。それが、ことCoding Agentに置いては、効果が劇的なのだと思う。うまく環境を整備したら短期的に大きな変化を実感できるので、整備めっちゃ大事やで〜〜って話に「せやな〜!」となっているのが今なのだろう。