Mentioned in days
本の惑星を聴いた。内沼晋太郎さんと野村高文さんの対談の回。約3年前くらいからぼくはポッドキャストというものに強い興味を持っているから、この手のポッドキャスト論みたいなやつは見かけたらけっこう読んだり聴いたりしている。
2025年のPodcastと本 Chronicle野村高文と話すそのビジネスと展望 - 本の惑星 | Podcast on Spotify
やっぱり現在の日本では「ビジネス」にはパワーがあって、ビジネスでポッドキャストをやっている人が語るポッドキャスト論にも一定の影響力があるよなあ、と感じる。野村高文さんは自覚されていると思うけれど、ビジネスでポッドキャストをやっている人なりのポジショントークがあって、そりゃそうだよな、とぼくも思う。
たとえば「本」には全国の書店に並ぶことを目指して書かれる実用書もあれば、同人誌やZINEといったインディーで小規模なものもある。ポッドキャストにも、なにかしらの成果を目指して設計されるものもあれば、声日記と呼ばれるような極めて個人的な記録の類もある。後者については、後者を大事に思っているぼくのような立場の人たちが、小さな声をあげて文化を守っていくのがいいんだろうな〜と感じてる。
2ヶ月くらい前に、チョコレートプラネットの松尾駿さんが「素人はSNSをやるな」という持論を展開していた。いちおう2007年にTwitterを使い始めた身としては、けっこうびっくりした。ぼくたち素人が何年もかけて遊び続けたことで大きく育った場に、あとからやってきた人が我が物顔で物申す。こういうのを文化の盗用って言うのかな。
松尾は「誹謗中傷に関してだけど、芸能人とかアスリートとか、そういう人以外、SNSをやるなって。素人が何、発信してんだってずっと思ってるの」と発言。
チョコプラ松尾駿が「素人はSNSやるな」で炎上も… 仲間内からは〝同情〟の声 | 東スポWEB
各種SNSにしてもポッドキャストにしても、あとから生じた大きな強い力に飲み込まれることなく共生できるように、大事にしたいものがあるなら守っていかなきゃだよな。
内沼晋太郎さんと言えば、以前にTAKRAM RADIOに出演された回があってそこで声を聴いていたわ。
Vol.201世界をめぐる本の「循環」~読む・売る・買うだけじゃない視点 - TAKRAM RADIO | Podcast on Spotify
News Connectの土曜版を聴いた。オールナイトニッポンの統括プロデューサーである冨山雄一さんと野村高文さんの掛け合いがおもしろかった。「ラジオとポッドキャスト」というプラットフォームの対比からさまざまな切り口が持ち出されて会話が進行していく。
これを聴いていて思ったのは、自分は、コンテンツの「インディーかどうか」という軸をとても気にしているということ。このエピソードで冨山雄一さんと野村高文さんが語るコンテンツってのはあくまで「ビジネス・コンテンツ」で、下の表でいうと A とBの対比について話されていると感じた。
| インディー?\プラットフォーム | ラジオ | ポッドキャスト |
|---|---|---|
| インディーじゃない | A | B |
| インディーである | C | D |
ぼくが運営しているようなポッドキャスト番組はぜんぶDで、好んで聴いているのもDが多い。ラジオのCってのもあるのかもしれないけれど、公共の電波に乗せる以上はどうしたって気にしなきゃいけないことが増えるはず、と思う。そういうのをまったく気にせずに、たとえリスナーがひとりしかいなくても淡々と続けていけるのがウェブというプラットフォームにおけるソーシャルメディアで、ポッドキャストやブログなどなどの力強いところだとぼくは思っている。
なのでDの話を抜きに語られるポッドキャスト論ってのは、ぼくはやっぱり、別の世界の話というか、ウェブの世界の話じゃないように聞こえてしまうんだなあ。「ポッドキャストはしっかり設計されていてハプニング性が低い」ってのは、そりゃあそういうふうに運営しているポッドキャストに限ればそうでしょうよ、という感想だな。
24: ご近所ポッドキャスト同盟 (takaishi, juneboku) でsongmuさんと話したIndieWebのトピックにも通じる話だね。
地域のお祭り
りんご音楽祭2023に参加する予定なので、りんご音楽祭も紹介されているとのことで『TURNS』という雑誌を買ってめくってみた。
スマートフォンやタブレットの画面で雑誌を読むのは厳しいけれど、ウェブブラウザでKindleを開いてDell U4021QWに映せば快適に読めるね。
大ブレイクする前のKing Gnuも出演したことがあるのか〜。長野県出身のメンバーがいるから、土地の縁ってのもありそうね。主催dj sleeperさんの「興行ではなく祭りをやっている」という台詞が印象に残った。
個人サイト、ブログ、ポッドキャストって正直儲からないのですが、だからこそ、その波に呑まれず、理想的な在り方を維持できる可能性があると思います。って、勝手にそんなふうに読み替えたりしながらフンフンと読み進めた。インディーっぽさ。
- 瓦レコード、古川陽介さん (dj sleeper)
- 松本市長の臥雲義尚さん
- 松本メーヤウの小山修さん
- Huuuuの長崎航平さん、風音さん
- sioribiの菊地徹さん
- tabi-shiroの小澤清和さん
- Monique vintagestoreの景山範子さん
記事中に登場していた人々はチェックしていこ。Huuuuは『A GUIDE to KUROISO』をつくったチームよね。自分の中の黒磯と松本をつなげてくれている。

