えにしテック15周年記念カンファレンス 参加記録

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created: 2024-07-01 / updated: 2024-08-01

2024-06-29に開催されたえにしテック15周年記念カンファレンスに参加してきたので、前後の体験も含めた参加記録を記しておきます。

えにしテックは技術コミュニティの縁からスタートしました。
その原点に立ち返り、札幌でカンファレンスを開催いたします。
えにしテック15周年記念カンファレンス | Peatix

えにしテック15周年記念カンファレンスの終了後、別会場にてアフターパーティーをご用意いたしました。
えにしテック15周年記念カンファレンス アフターパーティー | Peatix

出発前

出発前に「今回のイベントのハッシュタグがあるとうれしいです!」とsnoozer05 darashi kakutaniと話して「じゃあenishitechでいきましょう」となった。ハッシュタグがあってよかったとぼくは思っている。

@juneboku: ありがとうございます〜!enishitechで、やっていきます🙌

これって、ぼくがRuby札幌の勉強会に行くようになって勝手にUstreamの配信を始めたり、RubyKaigiの運営に関わるようになってFoursquareのVenueをつくったりアンチボッチ企画をやったりと、自分たちなりにNiceな関わりを考えては形にしていく、というWayそのものって感じなんだよな。ぼくらはそうやって場に関わってきた。これからもそうしていきたい。

前々日

前日

当日 : トーク

2024年のRailsと自由について考える - Speaker Deck

えにしテック、あるいは人間関係のエクササイズ / #enishitech-15th-anniv - Speaker Deck

  • このトークの12時間前くらいにkakutaniさんと話していて
    • 「Cosenseのプロジェクトをこねこねしていると、知識がネットワーク化していくから楽しい!」
    • 「でも発表資料は、そのネットワークを一本道に変換しなきゃいけないからたいへん」
    • …ってな旨のことを聞いていたのね
      • だからか、ぼくは各要素にネットワーク的なつながりを見出した状態で聴くことができておもしろかったな

えにしテックさん15周年に寄せて〜万葉と私のこれまでの学び〜 - Speaker Deck

  • 三番手、大場寧子 nay3さん
    • 万葉とえにしテック
    • おしながき
      • 組織づくり
      • 文化づくり
      • 経営統合のこと
      • 代替わりのこと
      • 自分自身の変化
      • 今感じていること
    • (資料がよくまとまっているので、ここに書くぼくのメモは少なめ)
    • ソフトウェアのアーキテクチャを話すようなノリで組織のことを話されていておもしろかった
      • 自らを「構造厨」と表現されていた
    • 対象がなんであれ「現状」と「理想」を精緻に捉えておけると、踏み出す一歩を間違えにくいよなあ
      • 現状の観察が不十分であったり、描く理想がブレていたりすると、よくわからんことをやっちゃう
    • 人間関係に悩んでいる人、nay3さんの事例を知ったら勇気をもらえるんじゃないか
    • トーク中にちょいちょい挟まれるkuko tatsuosakuraiのエピソードには迫力を感じた
    • わかった、ぼくはnay3さんが発するメッセージが好きなんだな

「組織のパラダイムは、トップに立つもののパラダイムをこえられない」との話もあって、これには少なからずヒヤッとする感覚も覚えました。ぼくが組織やチームを任されるとしたら、ぼくの限界がそこの人たちの天井にもなってしまうのだ、と。
書籍「ティール組織」を読んで、自分の価値観を見つめ直してみた - #june29jp

  • このトークでは省略されていた部分をアフターパーティで聞かせてもらえて大ラッキーだった
  • 四番手、平鍋健児 hiranabeさん
    • 存在はずっと知っていたけれど、ライヴ・パフォーマンスをこの目で見るのは今回が初
      • 今回の札幌の旅でおおいに楽しみにしていたことのひとつ
    • めちゃくちゃよかった!!!
    • hiranabeさんの思考世界のスピードに、われわれの生きる肉体世界の処理能力が追いついていない感じ
      • ギャルギャルギャルッ…!って感じの回転数を感じた
    • ONE PIECEの世界だったら「覇気」の使い手だろうなあ
    • ぼくは「ひらなべさんの影響を受けた人たち、の影響を受けている世代」という自己認識
    • 終盤で「最近は衰えを感じる」的なことを言っていたけど、全盛期はもっとすごかったの……?!
    • snoozer05さんがこれまでに翻訳に関わってきた書籍たちの表紙を並べて、の対談
      • 「Agile、Ruby、Architecture、3つの視点をお持ちですね?」という切り口
        • snoozer05さんの中ではひとつのテーマでつながっていて、それは「もっと上手になりたい」
          • この件、夜の部の3次会?あたりでsnoozer05さんと直接お話できてラッキーだった
          • ぼくはなんとなく「上手にできるから、やっている」という雰囲気でsnoozer05さんの活動を見てしまっていたかも
          • 「できるから、やる」よりは「できるようになりたいから、やる」に近いとのことで、めちゃ大事な話だった
    • ぼくは、もっともっとえにしテックのみなさんのお話を聞いてみたいと思ったね
    • もちろんhiranabeさんについてもますます興味をひかれた
  • トーク全体について
    • 「そうなりますよね」と「そうはならんやろ」の交互浴で無限に整うような体験 (どういうこと?)
      • トークの中で語られる「A をやったらBになった」はロジカルで「なるほど〜」となるのだけれど「なぜ A をやったのか?」みたいなところは、当たり前に語られるけれど話し手の「個」が炸裂している
      • 話に迫力があるので「なるほど、わかった」と思いそうになるが、冷静に話し手の言動を見ると「いや、そうはならんやろ」ポイントがたくさんある
    • 話し手は、それぞれになにか特定のトピックに対して強い執着?熱中?探求?深堀り?を見せている
      • カメラを持って深海に潜っていって「こんな様子です」とぼくらに伝えてくれた感じ
      • ぼくは「この深さまで潜ったことはないなあ」と圧倒されてしまう
    • 札幌Ruby会議03 https://regional.rubykaigi.org/sapporo03/ を思い出していた
      • 今回、会場にいたのは60名くらいかな? これくらいの人数でシングルトラックのトークを聴くと「みんなでいっしょに同じ話を聴いている」という体験になって、場に強いコンテキストの渦みたいなものが発生する
        • こういう場のあとの懇親会って楽しいよね
      • この渦の感じに札幌Ruby会議03の雰囲気を想起したのだと思う
      • それはRuby札幌の勉強会を思い出すってことでもあったな、そういえばこういう感じだったのよ
    • 各個人の中に「全体性」を期待するの、ぼくはあきらめたくないな〜って思ったッス
    • 「ソフトウェアをつくる人 / つかう人」とか「書籍を翻訳する人 / 読む人」とか、油断すると境界線を引いて切り分けてしまうようなことに、意識的に抗っていきたい
    • この場にお集まりのみなさんは、基本的には「変化」をポジティブなものとして捉えていそう、と思った
      • それぞれのセッションに「変化」にまつわる話があった、とぼくは捉えている
      • 語られていた変化はジェットコースターみたいな急進的なものというよりは「ゆっくり、じっくり」な性質でありそう
      • 外からバーンと与えられる変化と、自分たちで一歩ずつ起こしていく変化と、別々のものか
  • これは自分にしかわからない話だけど自分のために書いておきたい
    • 小学校でのボランディア活動でぼくが接する児童の中には、みんなと同じペースで同じトピックについて学ぶタイプの「授業」のパッケージが合わない人がいる
    • ぼくはそういった児童とごいっしょさせてもらう機会も多い
    • 「授業にうまくなじめない」って、本人にとってはけっこう大きな問題意識になったりするし、保護者さんにとっても大きな悩みの種になるケースもある
    • ただ、たまたま授業というスタイルが合わないだけで、学習する力が弱いわけではなく、静かな空間で自分のペースで学びを進める分にはなにも問題がなかったりする
    • ぼくが見ている、そういう児童たちが放つ色彩ってのは、今回のイベントの話し手のみなさんが発する色彩と似ているように見えたな (感覚的な話)
      • 雑に言うと「じっとしていられないタイプ」なんだけれど、もうちょっといい描写がありそう
    • たまたま授業にはなじめない児童にも、他の安心できる居場所があればよくて、ちゃんと肯定されて、そうした居場所でのびのびと成長して、ぼくが尊敬するあの人たちみたいに、かっこいい姿を見せてくれるようになったらスーパーうれしいよな

当日 : トーク以外

  • 北海道の友人たち、ひさしぶりに会えた人がたくさんいてうれしい
  • ogijunさんがめちゃくちゃ楽しそうにしていて、強く印象に残っている
  • yancyaさんが北海道にきてくれたの、道産子の自分としては何気にとてもうれしかった
  • 会場の壁に、いろんな人から届いたお祝いのメッセージが貼り出してあって、雰囲気がよかった
    • hmskやhokkai7goなどなど、近しい人々の名前を見つけてうれしくなる
    • machidaさんのメッセージにいいことが書かれまくっていてやばかった
  • ちょうど1年前にjune29から脱皮してjunebokuになって、祝われすぎ問題を軽減できるかと思ったんだけど
    • 2024-06-29のイベントということで、本当にたくさんお祝いしていただけて泣けたわ
    • これまでに関わりのあった人たちが居場所を与えてくれて、そのおかげでいろんなことに挑戦できているんだろうな
    • そういう恩恵を2008年くらいからもらいまくっているのは頭ではわかっていたけれど、その重みをより深く理解できるようになった感触 (遅)

最近は小学校に関わっていて、とにかく「居場所がある」ってことがとても大事だと少しずつわかってきた
きのう、ぼくは存在を祝福されている実感があって、なにか困った状況になっても、この人たちはきっと助けてくれるだろうなとも思った
人々の「居場所」を増やすようなことをやっていきたいね
https://x.com/juneboku/status/1807254944891961509

  • ぼくはなんとなくえにしテックの中の人々がフィーチャされる時間がもっとあると想像していたのだけれど、今回はそういう場ではなかったので、また別の機会にみなさんのお話を聞かせてもらいたいな〜と思っている
    • 今回はえにしテックの親戚のみなさんがフィーチャされているって感じだったね

余談も余談

たしか2012〜2016年くらいの期間、えにしテックの周年を東京都内で勝手に祝う「製パン会」ってのを5年くらい連続で開催していたんだっけか。そのことでriafが感謝状を受け取ったこともあった。

かつて非公式でえにしテックをお祝いしていた自分が、今年は公式の場でお祝いさせてもらうことができて、これはつまり「Official製パンdism」ってことじゃん!と思ってかなり興奮した。

追加DLC

https://x.com/coe401_/status/1807658854211366945

@snoozer05: @junebokuぼくの生平鍋さん初体験はこれで、同じように強い身体性を感じて"喰らって"しまったのでした

Mentioned in days

In 2024-07-07 Sun Read full day →

えにしテック15周年記念カンファレンス 参加記録を書きながらいろんなことを調べていろんなことを考えていて、snoozer05さんの足跡をたどったりしていた。ハァン。沁みますな。

In 2024-07-07 Sun Read full day →

ページ

あすけんのスコアと自分の体感のページをつくった。
えにしテック15周年記念カンファレンス 参加記録に追記しまくって、いったん区切りをつけた。
コブラ効果のページをつくった。
意味の希薄化のページをつくった。

In 2024-07-01 Mon Read full day →

ページ

えにしテック15周年記念カンファレンス 参加記録のページをつくった。書きたいことがたくさんあるので、何日かかけて書いていこう。

In 2024-06-29 Sat Read full day →

june2X週間、最終日。今年もいい締めくくりにしたいね。朝、宿泊先のホテルを出て、札幌の市街地を散策する。

igaiga555さんといっしょにMORIHICO.の藝術劇場の店舗に行ってコーヒーを楽しむ。

MORIHICO.藝術劇場 |MORIHICO.|公式サイト

ここは北海道滞在2019夏のときに妻といっしょにきたことがあるね。

歩いて移動している途中で時計台も見たよ。

そこから北に移動して北海道大学の構内を歩いたよ。今年で150周年なのかな?

なつかしの工学部。ふだん意識することはぜんぜんないけれどigaiga555さんは大学の先輩でもあるんだよな。ふたりで大学構内を歩いていると、大学時代の思い出話がぽろぽろと出てきておもしろい。

カレー食堂 心でランチ。わしは大学生のころからここのスープカレーが大好きでな。ヒンナヒンナ。

ランチを終えたら、えにしテック15周年記念カンファレンスの会場に向かうぞ!会場近くには設計会館って建物があった。よさそう。設計に迷ったら訪れてみたい場所。

出迎えてくれたのはtmaedaさん!うれしい〜〜〜〜。

ウェルカムドリンクとして猫廼舎のアイスコーヒーをいただいた。ありがとうogijunさん。

今の札幌には、こんなすてきな会場があるんですねえ。

もうすぐ始まりそう、ドキドキ…。

始まった〜!まずはtakahashimさんのキレッキレのトーク。おもしろすぎる。

これはやんちゃクラブの裏側ですね…!?

takahashimさんのDHHウォッチ活動の成果報告会がおもしろすぎる。「そういや、Ruby札幌の勉強会ってこういう雰囲気だったよな…」と約17年前のことなどを思い出して気持ちが忙しくなっていった。

次鋒のkakutaniさんのトークの冒頭でバースデイを祝ってもらえてありがたやありがたや…🙏

猫廼舎さんのブースでごくごく自然に食器洗いを始めるmiwa719さんがかっこよくてすごかった。

続いてはnay3さん。気持ちが休まるタイミングがないぜ。

最後はhiranabeさん。ぼくはhiranabeさんのライヴ・パフォーマンスを体験するのは初で、とっても楽しみにしていた。hiranabeさんが起こしてくれた波を浴びまくっている自覚があるもんな。

めちゃくちゃよかったですね…。本当にパワフルだなあ。ご本人は衰えを感じる的なニュアンスのことを言っていたと思うけれど、だとしたら全盛期に目撃していたらいろいろを喰らってしまってもっとやばかったかもな。今回でもじゅうぶんにやばかったけど!

各トークについての感想などなどはえにしテック15周年記念カンファレンス 参加記録というページを用意したのでそっちに書く。この日記は先に進むね。

アフターパーティに参加すべくパーティ会場に向かう。ちょっとした待ち時間があったので近くにあった灯台珈琲に入って休憩する。miwa719さんと話していたら、きのうパフェ、珈琲、酒、佐々木で食べた締めパフェが本当にうれしかった、ということを教えてもらった。いっしょに食べに行けてよかったなあ。よろこんでもらえてなにより。

えにしテックの15周年を祝いに行ったら、俺が祝われていた。な…何を言っているのかわからねーと思うがおれも何をされたのかわからなかった…。

https://twitter.com/mrkn/status/1807001933716001105

アフターパーティでは、近くにmoroさんmrknさんyancyaさんがいて、今日のカンファレンスの感想などなどをたくさん話せてうれしかった。研究室時代、ぼくが深夜に帰ろうとしたときにmrknさんが車で当時のぼくの自宅まで送ってくれたけれど、そこから研究室に戻る道中が「ひとりじゃ怖い」ってことで、ふたりで研究室まで戻ることになって帰宅失敗した、ってエピソードを聴いてもらえてよかった。

それからnay3さんともいっぱいお話できた。現実に立ち向かうお話には勇気をもらう。家庭内で活用するアプリケーションを開発されている話も好みのテイストでめちゃくちゃよかった。

「宴も酣です!」と言い切るsnoozer05さんがよかった。

二次会ではsmokeymonkeyさんniku_nameさんとひさしぶりにお話できてよかったな〜。ogijunさんとdarashiさんが遠い昔にニアミスしていたっぽいことが発覚したのもおもしろかった。あと、なぜか二次会の会場にktouさんがスポーンしていて、小学校との関わりの話をできたのが意外でおもしろかった。おもしろいことがありすぎる。

続く三次会ではasya81さんsnoozer05さんとたくさんお話できてよかったな〜。今の自分がどんなことにモチベーションを感じているのか、理解が少し進んだ気がするね。引き続きやっていきたい。

そんなこんなできのうと同じく26:00過ぎにホテルに着いて、顔を洗って歯をみがいたらあとは倒れるように眠りに落ちていく。今日はすごかったなあ。自分の人生において10年に一度クラスのインパクトがあったように思う。今日のこの日に大感謝。あらためて、えにしテックの15周年おめでとうございます!

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