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マダナイの2本目の動画「ポッドキャストって、結局なんなんだ」がおもしろかった。樋口聖典さんとけんすうさんによるポッドキャスト談義。タイトルだけ読むと定義の話な印象を受けるけれど、中身は「われわれは、どういったものをポッドキャスト的と感じるのか?」ってな会話だった。定義よりは成分っぽい話。
ぼくは「インディーウェブ的・音声配信」という言い方をしたりしているけれど、これで表現し切れていない成分がありそうだなあ、と思うに至った。
bluerabbit777jpさんが純朴声活に言及してくれていたので、軽くお返事っぽいものを書く。
純朴声活はその時の気持ちや空気感を真空パックして未来で聴き直せたら幸せそうだよねみたいな空気感を感じる。
ウェブの記事やwikiをストックとフローに分類分けするとしたらストックの方が重要で残したいと思えるけど、純朴声活だとフローをその空気感や熱気を残しておく事に価値を感じる。これは音声コンテンツだからなのかなぁ。
まずは言及がありがたくて、どうもありがとうございます。感情をパッケージングできた最たる例が「終業式」の回で、ちょっと前にも自分で聴き返したりしているくらいには気に入っている。
(132) 小学校の終業式に参加してきたよ - 純朴声活 - LISTEN
「音声 = こういうことができる」とは思っていないのだけれど、自分が志向しているインディーウェブ的・音声配信は、こういうことをやりやすいメディアだと捉えている。文筆のスキルが高ければテキストでも感情をパッケージングできるのだろうが、自分を含む大多数の人間にとっては、音声収録の方がそのときの感情をパッケージングする難易度が低いと思う。声は勝手に震えてくれたりするし、言葉に詰まって間が空いたりもするからね。
あとは「他者の力を借りて自分の感情を引き出す」ができる対話形式を成立させやすいのも特徴。会話を始めた時点では見えていなかった地点に、会話をしていたら気付いたら立っていた。ってなことが起こるとうれしい。キマグレエフエムにnagayamaさんをお迎えした回では、そういうことが起きたんじゃないかと感じている。
【319】Ossan.fmにおける立ち位置 (ゲスト: nagayamaさん) - キマグレエフエム - LISTEN
テキストチャットでの対話でも実現できないことはないだろうけれど、音声の方がね、会話のパッケージングの難易度ははるかに低いでしょう。
話がおもしろいってどういうこと? - 考えすぎフラグメンツ - LISTEN
タイドアップするという自由/テーマ「話がおもしろいってどういうこと?」/話の面白さは、構成・ワード・リズムでできている/話が通じる相手がほとんどいなかった/伝わらないからこそ「例え話」が増えた/「話がうまい」には種類がある/「本当だから役に立つ、役に立つから面白い」/相手を知ることなしに、話は面白くならない/面白い話は、相手のツッコミを先回りしている?/スティーブ・ジョブズは、話し方がうまいんじゃない/いちばんすごいのは、ずっと心地よく話せる人/対話の中で一番不要なのは「自分がどう見えているか」の認識/文章がうまい人は、まずチャットで鍛えるといいかも
考えすぎフラグメンツの最新回を聴いた。小手先のトーク・スキルみたいなものにそんなに価値はないんじゃないの、ってあたりはぼくも同意見だなあ。でもこれは、音声コンテンツよりもテキストコンテンツの方に対してより強く思うかも。タイトルの付け方とかバズっている構文を取り入れることばかり磨いていても、ジャンクフードっぽいというかね。質量のあることをやっていれば、変な味付けをしなくても素材の味でちゃんとおいしくなる。インディーウェブ的・音声配信は、素朴な味付けのコンテンツが多いと感じていて、それが好きだってことかも。
インディーウェブ的・音声配信が好き、ってこともエッセイにしておきたい。けれどまずはリンクをつくるだけつくっておこう。この日記を読んでくれている人なら、あらためて書かなくてもぼくがどんなことを言いたいかわかってくれそうな気もする。これ、キマグレエフエムで話してもいいかもな。さっきから「エッセイを書かない」ための言い訳がすごい