真っ向勝負を避けがちな人生

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created: 2021-10-31 / updated: 2026-08-01

2021-10-31の38歳時点での人生メモ。ここまでの人生では、真っ向勝負を避けることが多かったように感じている。

unknown person facing sideways photo–Free Berlin Image on Unsplash

中学校を卒業して高専に入学して、同学年の中ではマイノリティになった。中学時代の同級生たちが高校卒業を控えて大学受験や就職活動で慌ただしくしていた頃、ぼくは高専3年から高専4年に進級するのを控えているだけだった。高専卒業後は大学に編入学したので、いわゆる「大学受験」ってやつは回避していて、いまだに偏差値がなんなのかよくわかっていないし、学歴〜みたいな話になったときの「あの大学は◯◯ランク」ってのがぜんぜんわからない。

大学・大学院を卒業して「働くぞ〜」というフェーズになったときは、リファラルというか、よく知っている人たちがつくった会社に入社することにしたので、いわゆる「就職活動」ってやつを経験しなかった。

かつてクックパッドさんが開催していた『開発コンテスト24』というイベントがあり、仲間たちとチームを組んで参加した。ありがたいことに第2回と第3回で「特別賞」という光栄な賞をいただいている。このコンテストでは「第1位」「第2位」「第3位」というわかりやすいトップ3とは別に、便利な「特別賞」という枠があって、ぼくらは「第1位」よりも「特別賞」を狙っているところがあった。この例はチームでの活動なのでぼく個人の方向性というわけではないけれど、真っ向勝負よりはテーマを少し斜めに捉えて特別賞を狙いにいくのは「自分っぽいなあ」と思っている。

Road to OyasumiShower - Speaker Deck

「決められたルールにもとづいて大人数でヨーイドンして順位が決まる」系の勝負を避けがちだと思う。特に「能力値の大小」がそのまま順位に直結するような勝負を避けがち。自分の個体としてのスペックに自信がないからそうなっている、と自分では解釈している。劣等感やコンプレックスがあると言って間違いないだろう。

じゃあ人生をあきらめるかというとそういうわけでもなくて、自分が勝てそうな領域を探して見つけて手を出すとか、自分が活躍できる場を作り出して踊るとか、そうやってなんとか生きてきた。

ひとつの専門分野に特化して「ここでは誰にも負けないぜ」というスタンスで生きる人は、本当にかっこいいと思う。自分はそうはなれていないなぁと思うのでずっと憧れがある。

生存戦略めいた話をすると、自分は好奇心を強く持って広く世の中を見渡すことで「AとBの両方の話がわかる人は多くない」「AとBをつなぐ役割の人は多くない」という点を見つけるように生きてきた。近年の世の中的なトレンドでいうとxTechなんかは自分にとっては救いがあるというか、ソフトウェアの性質をよく理解した上で別の領域に踏み出していけばしばらくは食い扶持に困ることはなさそうと思っている。

「まあ、死にはしないだろう」という感覚はあるけれど、未来をどのように生きていきたいかを考えると、どこかで「真っ向勝負」に挑むようなタイミングがあってもいいのではないか、とも思うのだった。

…と、ここまで書いてきてようやく気付いたのは、自分は真っ向勝負だけじゃなくてそもそも「勝負」全般に対してあまりピンときていなさそう。物事を「これは勝負だ」と捉えるようなメンタルモデルを持ち合わせていなさそうな気がする。競争よりも、協調や共存共栄の方に意識が向きがち。誰かを負かすためになにかをしているのではなくて、自分を含むチームや組織や業界や系を繁栄させるためになにかをする、という発想が根強く存在していそう。勝ち負けはあとからある軸で見たときの結果でしかない、みたいな。ぼくの成長過程において、勝負や勝敗といった発想を叩き込む人が周囲にいなかったのか…?


なお、人生の各フェーズにおいて明確にそのような自覚があったわけではなくて、2021年の38歳の自分が

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In 2023-06-12 Mon Read full day →

小学校でのボランディア活動があり、朝から小学校に行ってきた。ひゃー、本当におもしろかった。たった数時間の関わりでわかったようなことは言えないとして、一個人の素朴な感想は書き残しておきたい。

まず、とにかく元気をもらえる。この一点だけを考えてみても、ぼくのように「大人とばかり接してきた大人」は、興味があればぜひ体験してみてほしい。教わること・受け取るものがたくさんある。

小学校のひとつの教室の中にも「社会」は形成されていて、ひとりひとりにキラキラした個性があり、すっごく得意なこともあればすっごく苦手なこともあり、それらを補い合うような児童同士の助け合いが当たり前に行われている。彼女ら彼らが形成するつながりのネットワークの美しさと力強さに心を打たれた。やはりぼくは、小学生を含まないニュアンスで使われる「社会人」という言葉とは距離を置きたいと思った。

誰一人として否定したくないので、ひとつでも多くの肯定のメッセージを伝えるように接していきたい。みんなで A をしましょう、というシーンでずっとBをやめない人がいて、そういうときに「今すぐBをやめろ」と取り上げるのは簡単だけれど、別にBをやめさせたいわけではないのだよなあ、と思う。今日は「いっしょに A をやろうよ」と話しかけてみた。このあたりはぼくも練度を上げていきたいところ。

ある授業が少し早めに終わって、担任の先生の計らいで余った時間が「じゅん先生への質問タイム」になった。挙手が止まらない。みなさんが次々に質問してくれて、ひとつずつ答えていく。回答内容によっては教室がわっと盛り上がる。平均的な日本人は、中学生くらいでこういったときに手を挙げなくなっていく、といったレポートを読んだ覚えがある。この人たちが大人になってもこんなふうに前のめりに他者と関わっていられたらきっと素敵だよな、と思った。質問は本当に止まらなくて、その授業が終わったあとも囲み取材に応じることになった。

ふつうに受験したら入れないであろう大学に編入という経路で入学し、ふつうに新卒としては内定をもらえないだろうな〜と思った会社にのちに中途入社し、教員免許を取得することなく「じゅん先生」と呼ばれる立場になった。ぼくはずっと、真っ向勝負を避けがちな人生をやっているように思う。

In 2022-09-05 Mon Read full day →

スポーツ漫画を読んでいると、骨折などの大きなケガを経験した選手が完治後もケガをしたときの記憶がよぎって体をうまく動かせなくなる、みたいな描写がある。自分の中にも「あの、怖かった日曜日の夜」みたいな記憶がしっかりと残っているのかもしれないなあ。

これは麻婆丼の様子。今日撮った唯一の写真。

In 2021-10-31 Sun Read full day →

今日のウェブログ

Flickrとのお付き合いのページをつくった。
チャージング・ステーションの進捗を追記した。
Neewer NL-288A RCのページをつくって自宅の作業部屋のデスクまわり2021からリンクしておいた。
真っ向勝負を避けがちな人生のページをつくった。
ぼくの小規模なワークスタイルの見直し2021のページに追記した。

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