人間的コーディング
奥積雅彦さん(総務省統計研究研修所教官)による「週の始めは何曜日なのか?」がおもしろかった。
調べる過程で、カレンダーによって日曜日から始まるものと月曜日から始まるものがあり、悩ましかったのですが、広辞苑では、週の始めは、日曜日を基本としつつも、月曜日とする考え方もあり、また、法令上の定義もみられないことから、要はキメの問題であることが分かりました。
──週の始めは何曜日なのか? https://www.stat.go.jp/library/pdf/minigougai01.pdf
なるほど、そうなのか。ぼくが暮らしているこの社会には「月曜はじまり」と「日曜はじまり」と「そのときのバイブスで」あたりで派閥がわかれていそう。こうなってくると「今週の日曜日」がどっちを指すのかは自明ではなく、文脈次第って感じだな。すごくフラジャイルな定義の上に会話を成立させている。ぼくが個人として取れるアクションとしては「今週の日曜日」というフレーズを避けて「この間の日曜日」とか「次の日曜日」を表現していく、ってのがよさそうだ。
サングラスの忘れ物かな? 公園のベンチには物語があるように思う。なあ、ベンチさんよ、あなたはどんな物語を見てきたんだい?
サザンオールスターズの『愛の言霊』って、サビの、音に対する歌詞の詰め込み方がすごいおもしろいよな。リリース当時、自分はたしか小学生だったと思うけれど、そのときも「おもしろいことを実践している」とうっすら感じが覚えがある。
ZARDの坂井泉水さんの声、透明感があってのびやかで、本当にすてきだと思う。
生前、プライベートがほとんどベールに包まれていたが、大黒摩季はデビューする前から公私ともに親しくしており、分刻みの多忙なスケジュールのなか「ねぇ摩季ちゃん行きたい店があるんだけど」と悪い目をして誘っていたという。そしてプロデューサーに怒鳴られるのはいつも大黒であった。
坂井泉水 - Wikipedia
歳を重ねるほどに、こういうちょっとしたエピソードが胸に響く度合いが高まってきている気がする。大黒摩季さんの回顧がめっちゃいいよ。
「大ヒットしてからの泉水ちゃんは、相当厳しいスケジュール下にあったので、プライベートは皆無だったと思います。それで、スタジオ作業のすきを見つけて、小悪魔顔で私を誘ってきました。スタッフの目を盗んで、2人で食事に行ったり、カフェに行ったり。後で会社の人に怒鳴られるのは私でしたけど(笑)。それでも、泉水ちゃんの誘いは断れなかった。あのキュートで悪い目は、憎めませんでした。楽しかったなあー」
大黒摩季が語るZARD・坂井泉水の「小悪魔のささやき」 | AERA DIGITAL(アエラデジタル)
Agentic Codingじゃない方のコーディングはなんて呼べばいいんだろう?と思って、レトロニムが生じる瞬間を生きているんだな〜と感じながらClaude Codeに世間話をけしかけた。
juneboku: Agentic Codingという概念が登場したことで、もともとのCodingを指すレトロニムが生じるかもしれませんね
agent: ほんまそれ、面白い観察やわ。「acoustic guitar」が「electric guitar」のあとに必要になったみたいに、概念が分岐すると元のやつにも名前が要るようになるやつやね。候補としてはこんな感じやろか:
- Manual Coding / Hand Coding— 一番素直。手で書く感じが出る
- Human Coding— 主語が人間であることを強調
- Classic Coding / Traditional Coding— ちょっと懐古的
- Solo Coding— エージェントと組まずに一人で書く感じ
- Hand-rolled Code— 既に英語圏で「自前で書いた」のニュアンスで使われてる
個人的にはManual Codingが「Manual Transmission↔Automatic Transmission」と対比が綺麗で定着しそうやなと思う。juneboku: マニュアル車みたいな感じか〜
agent: そうそう、まさにそれ。しかも面白いのが、マニュアル車って今や「運転を楽しみたい人が選ぶ趣味の領域」になってきてるやん。Codingもそうなる可能性あるなと思っててさ:
- 業務はAgentic Codingが主流
- Manual Codingは「自分で書きたい派」の趣味/学習/職人芸の領域
- でも本質を理解してる人が結局強い、みたいな構図
教習所で「最初はマニュアルで免許取っとくと運転の本質わかるよ」って言われるのと同じで、「最初はManualで書けるようになっとけ」って言われる時代が来るかもしれんね。juneboku: Humanicみたいな形容詞はない?
agent: 「Humanic」自体は標準的な英単語ではないんやけど、ギリシャ語源で同じ意味のAnthropicがあるで。
- Agentic Coding↔Anthropic Coding
語尾が -icで揃っとるし、対比として綺麗やん。意味的にも:
- Agentic = エージェントによる/エージェント的
- Anthropic = 人間による/人間的(anthropos = ギリシャ語で「人間」)
…ってあれ、これClaude作ってる会社の名前やんけ。皮肉が効きすぎてて笑える。「Anthropic社のClaudeに任せず、Anthropicに(=人間が)書く」って構造になってまう。
最後にノリツッコミみたいなものが出てきて、めちゃウケてしまった。大阪弁をしゃべらせているから余計にね。
人間原理ってのがあるんですね。きのうまでのぼくなら、Anthropic Principleとだけ見たらAnthropic社の話と思っちゃっていただろうよ。
人間原理(にんげんげんり、英語: anthropic principle)とは、物理学、特に宇宙論において、宇宙の構造の理由を人間の存在に求める考え方。「宇宙が人間に適しているのは、そうでなければ人間は宇宙を観測し得ないから」という論理を用いる。これをどの範囲まで適用するかによって、いくつかの種類がある。
人間原理 - Wikipedia
鶏肉とブロッコリーのスープをつくった。食材を買ってきてホットクックKN-HW24Fに放り込んだら待って完成、なスープのデッキを持っておきたいのであれこれ模索しよう。野菜スープを雑に錬成したい。
土門蘭さんによる書籍『ほんとうのことを書く練習』を読み終えた。あー、おもしろかった。いい気分。
本題とそれるが、読んでいて、言葉と真摯に向き合っている人たちから出てくる複合動詞の響きが好きかも〜と思った。「立ち上がる」「差し出す」「乗り越える」とか、そういうやつ。ワールドトリガーの合成弾のようなかっこよさがある。
cmuxのv0.64.0とv0.64.1がリリースされたので、バージョンアップした。リリースノートを見ると230 PRsほどがマージされたみたい。約1ヶ月ぶりのリリースとはいえ、すごい数だな〜と思う。
- https://github.com/manaflow-ai/cmux/releases/tag/v0.64.0
- https://github.com/manaflow-ai/cmux/releases/tag/v0.64.1
日本語の文字に設定したフォントが当たらない問題は解消された。ざっと見て「このPRで修正されたのだな」というのは見つけられなかったけれど、とにかくフォントが当たるようになったのでよかった。