UGCを捉え直す2023年

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created: 2023-06-07 / updated: 2023-06-13

ぼくが最初にUGCという概念に触れたのはいつのことだったか。同時期にCGM (Consumer-Generated Media) という概念も多く語られていて、ふたつはだいたい同じ文脈で使われていた。

2008年の年初にはタイトルに「CGM」を含む書籍を購入しているので、おそらく2007年にはすでにそういった概念に馴染みがあったと思われる。2007年といえば、ぼくがTwitterやTumblrやFacebookに登録した年なので、この時期に「利用者の投稿がそのままコンテンツになるってことね」と感覚的に理解していったことは間違いなさそうだ。

Web 2.0の大きな波によって、誰しもがコンテンツをつくって発信する時代が到来した。この時期には、生産者 (Producer) と消費者 (Consumer) と組み合わせた造語であるProsumerという言葉もよく聞かれていたと記憶している。

生産消費者 (せいさんしょうひしゃ、prosumer) もしくは生産=消費者、プロシューマーとは、未来学者アルビン・トフラーが1980年に発表した著書『第三の波』の中で示した概念で、生産者 (producer) と消費者 (consumer) とを組み合わせた造語である。生産活動を行う消費者のことをさす。
生産消費者 - Wikipedia

1980年に示された概念が、Web 2.0という潮流の中で実感として知られるようになっていったということだろう。

さて、その後の人類は「大スマートフォン時代」とでも呼べそうな2010年代を経験し、ぼくがこれを書いているのが2023年。今では「誰もが発信できる」というのは当たり前すぎて、わざわざProsumerという言葉が持ち出されるまでもなくなっている。もちろん、どんな状況であれ「自分はそういうのやらないんで」という人がいるのは理解しているが、それにしても「友人がInstagramに写真を投稿している」と聞いて驚くようなことはほぼないと言っていいだろう。

そうなってくると、UGCのUの字が指すUserの意味が希薄化してくる。2007年であれば「そういったツールを能動的に使っている人」というニュアンスを感じ取ることができたが、2023年においては、発信することに大きな決意も覚悟も伴わない。この時代に生きている人なら、どこかになにかを投稿することくらいふつうにあるでしょうよ、くらいの温度だ。言ってしまえばUser-Generated Contentは、そのままHuman-Generated Contentのことではないか。Userとは、そのままHumanのことだ。

ProducerとConsumerの境界は極限まで薄くなり、区別することもなくなり、Human-Generated Contentとなるのならば。それってつまり「コンテンツContent」じゃん、と思った。わざわざHuman-Generatedと修飾する意味はなくなっているのでは?

しかしこの2023年、わざわざHuman-Generated Contentと呼ぶことの意味は、別のアングルからもたらされた。つまりこれは、AI-Generated Contentと区別するための言葉だったのだ。

UGCは今ではHGCと言ってよい状況になり、そしてこれは、AGCと対比する概念としてぼくの前にあらためてビビッドに浮かび上がってくるのであった。そのことに気が付いて興奮し、こうしてエッセイを書いた。

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In 2023-06-13 Tue Read full day →

お散歩の道中で撮ったオタマジャクシの様子。

きのうの夕方に教頭先生から電話があって「火曜日の午前にタブレットを使った授業があり〜」とのことで、おもしろそうだったので今日も小学校でのボランディア活動をやってきた。はー、楽しかった。

午後、はむみ(作業部屋)にてエアコンを稼働させて冷房で空間を冷やす。なかなか暑くなってきた。

In 2023-06-07 Wed Read full day →

書いていき

頭の中に浮かんでいることがあるけれど、書き記すのがぜんぜん追いついていないね。

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