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出来の悪い椅子があって、4本ある木の脚のうち1本に強い負荷がかかるとする。何度か座っているうちにその脚は折れてしまう。折れてしまった脚を取り替えたとしても、強い負荷がかかる構造が変わらなければ新しい脚もまた、やっぱり折れてしまうだろう。 「ネットワーク思考」というページに書いた通り、ぼくは対象の構成要素よりも構造の方に着目しがちな思考のクセがある。先の椅子の例でいえば「どうしてこの脚が折れたのだろ
From 小宮信夫「子どもの安全をどう守るか」NHK解説委員室 学校では「不審者に気を付けて」と教えているかもしれませんが、海外ではそうした教え方はしていません。不審者、つまり「これから犯罪をしようとする人」は、見ただけでは分からないからです。「不審者に注意しましょう」と言われても、注意のしようがないのです。むしろ、人間不信や差別意識を植え付けてしまうかもしれません。 たしかに、人間不信や差別を強
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漫画
さて、ぼくの日記には「漫画」のセクションがあって、ふだんは読んだ漫画を記録するために使っているわけですが。今日は、ひとりの漫画読みとして言及せざるを得ないことがあるので、書いておきます。
小学館の発表だけ見てもなんのこっちゃだろうけど、本件に関心を持っている人はすでに知っているだろうし、いったんこれをリンクすることで話を進めよう。胸糞悪い成分がたくさんあって、知らん人は知らんままの方がいいと思うのであちこちにリンクを貼ったりしない。
ひとつめ。ひとりの漫画読みとして。ぼくは日本で生まれ育って、日本の漫画から受け取っていることがたくさんある人間なので、今回のことは本当に悲しいし、二度とこんなことが起きてほしくない。きのうの夜、寝る前にあれこれを見てしまって気落ちしたし、うまく寝付けなかった。
未来をよりよいものにするために、小学館におかれましては、フジテレビがやったような調査結果の報告を望みます。これによって、被害者の尊厳を踏みにじる二次的な被害が発生しにくい業界の現場づくりに寄与するものと考えます。はっきりいって「どうしてこんな対応に…」と感じているので、実際の「どうして」が調査によって検証されてほしいです。
ふたつめ。教育現場に少しだけ関わっている身として。学校法人恭敬学園・北海道芸術高校の札幌サテライトキャンパスの運営についても心配しています。生徒を守るためにやるべきことをやっていたのでしょうか。生徒が被害に合ったことを受けて、運営の見直しは行われたのでしょうか。そういったことが十分になされてからじゃないと、未成年である生徒を預かるべきではないでしょう。小学館のことは「被害を拡大させた」と、学校については「被害のきっかけをつくった」と捉えています。安全管理を強化してほしいです。
ぼくは、松本市内の公立小学校にボランティアで関わっていたときも、縁があって都内の高校に関わっている今も、児童や生徒とのコミュニケーションが密室で行われないように尽力しています。必要に応じて教員や保護者さんに仲介してもらうなどしながらやりとりするようにしています。それが「良識ある大人でありたい」と考えている自分のやるべきことと思うからです。外部の講師を連れてくる学校であれば、講師たちと生徒たちの接点を厳しく管理すべきだと私は考えます。
ふたつめと絡めて、みっつめ。ひとりのソフトウェア・エンジニア、情報処理技術者として。犯罪機会論の観点で考えたとき、LINEのようなメッセージング・アプリでデジタルな密室を簡単につくれてしまうことに問題意識を持っています。組織内のコミュニケーションにおいても、SlackやDiscordといったテキストチャットのアプリにおけるDMは、なんというか「人気がある」と思っていて、人々は自ら望んで密室に入っていくところがあると感じます。これが、種々の加害やハラスメントの温床になりやすいので、なんとかしたいという思いがあります。
出版社の仕事を例として。作家と担当編集者のやりとりがLINEのような密室で行われて他の編集部員や上司などがやりとりの内容を把握できないのは、やめた方がいいと考えます。常に「チームメンバーやマネージャもアクセスできる場」にログを残しながらやりとりすれば、他者が「これはちょっとおかしいんじゃないの?」と気付きやすくなります。チームメンバーに見られちゃまずいことは、そもそもやるべきではありません。
自分の身近なところではこういった考え方が支持されている感覚はあるのですが、日本社会全体でいうと、密室的コミュニケーションが選ばれることの方が多いと感じます。お仕事の現場において「◯◯さんしか把握できていないの、よくないね」と、教育の現場において「大人と密室的コミュニケーションを取るのは危険、そういった誘いがあったら信頼できる人に相談しましょう」と、そういった感覚を普及させていきたいです。アクションを取っていきます。
最後に。ぼくが作品を通じて大きな恩を感じている大童澄瞳さん、竹良実さん、鳥飼茜さん、雷句誠さんたち(他にもいると思います)が、作家個人としてのスタンスを発信されているのを見て希望を感じました。漫画というすばらしい文化が、今回、はちゃめちゃに毀損されているわけですが、心ある漫画家さんたちがたくさんいるってのは心強いですね。かっこいい業界として発展していけるようにがんばってほしいですし、読者としてもかっこいい関わり方をしていきたいです。
個人と機会
今年は小学校に関わっているので、この手の話題には目が向いてしまうね。
@ikujidays: 小1の娘が学校から帰ってきて「今日ね、校長先生と遊んだの!遊ぼうって言ったらいいよって言ってくれて、校長室に入れてくれて一緒に折り紙したの」とニコニコで教えてくれた。
娘のコミュ力もすごいけど、一年生と折り紙で遊んでくれる校長先生も素晴らしいな。@ikujidays: このほっこりする校長先生エピソードに「女児と校長室で2人きりでなにかあったら‥」って引用が何件かついていたのですが
安心してください。
娘の校長先生は女性です!!!!!!
それにしても、校長先生すら疑いの目で見てしまうとは、嫌な世の中だよねぇ‥
これは考えておくことがあるな〜と思って人より場所にフォーカスし、動機より機会にアプローチするに追記しておいた。「犯罪機会論」という概念を知ってから「機会」に着目できるようなってきたと思う。