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『信頼できない語り手』の最新エピソード16を聴いた。途中で榎本加奈子さん佐々木主浩さん夫婦の話があり、テレビに映った榎本加奈子さんを見て「佐々木のかーちゃん」と呼んだ人がいた、という話。夫婦における妻のことを「おかあさん」「かーちゃん」と、夫のことを「おとうさん」「とうちゃん」と呼ぶ慣習、あるよね。
松本で暮らしているときに、近所の年上男性たちの何人かが、ぼくがひとりで歩いているときに「今日は、かーちゃんはいっしょじゃねえのか?」と言ってきたことがある。これはぼくの妻のことを指している。うちに子どもがいないことは知っている人たちが、なんの気なしに言っているんだと思うのよね。ぼくはこれで傷ついたりはしないわけだが、たとえば不妊治療をがんばっている夫婦だったりすると、母になりたいのに母になれないときに「かーちゃん」と呼ばれたらイヤな気持ちをするかもしれないとは考えている。
おそらくは「結婚したら子どもを生むもの」という規範から生じている呼び方の慣習よねえ。廃れてはいくんだろうな。
『信頼できない語り手』が好きで楽しく聴いている。エピソード11の「概念としてのシンボルツリー」の話がめっちゃよかった。三重跳びの話は笑った。
朝井リョウさんと加藤千恵さんによるポッドキャスト番組『信頼できない語り手』がおもしろい。小説を書く人ふたりのポッドキャスト番組の名前が『信頼できない語り手』なの、おしゃれだな… かなり好みでちょっと嫉妬しちゃった。
朝井リョウ・加藤千恵 信頼できない語り手 | ニッポン放送PODCAST STATION -ポッドキャストステーション-
『イン・ザ・メガチャーチ』を読んでから朝井リョウさんのことがますます好きで、ポップに露悪的なスタイルは見習いたくなってしまうくらいに魅力的。こういうの、じんわり影響を受けるんだよなあ。自分がポッドキャストでおしゃべりするとき、ほんのり朝井リョウ成分が入っていくと思う。そんな予感。