結婚ディケイド、そよぐ風にもたれてる
朝起きて外を見たら、あたりが霧に包まれていておもしろかった。濃霧注意報も出ていたっぽいな。
いい夫婦の日、結婚記念日。挙式・披露宴・婚姻届の提出が2014-11-22なので、今日で10年になります。気付けば遠くにきたもんだ。なかなかにメモリアルな日なので、結婚について今の気分でも書いておきますかね。
ぼく個人は「結婚」という儀式や契約については、けっこうニュートラルなスタンスを取っている。あまりグッドともバッドとも思っていない。そういう選択肢がある、くらいの認識。自分の直近10年間は楽しかったし今もハッピーに暮らしているので、この10年間のことは「よかった」と思っている。幸運だったとも思う。
「結婚はいいもんだぞ〜」と他者におすすめする論調が存在することは知っているが、自分は誰かに結婚をおすすめしたことはないんじゃないかな?かといって「結婚なんてやめておけ」とも言わない。各位がグッドと思う選択をすることが大事で、結婚する・しないについてさほど興味がない。
そんな調子なので「婚姻関係を維持する」ことにも執着がなく、妻との間で「そっちの方がいいね」となれば離婚も選択できるだろう。離婚を悪いことだと捉えていない。結婚も未婚も離婚も再婚もすべて有益たりうる選択肢。
たとえば妻が明日から1ヶ月間どこかに出かけるとして。自宅にひとり残されたぼくが機能的に困ることはなさそうだ。生活の中で完全に妻に依存しているようなことはないはず。家の中のどこになにがあるかは把握しているし、食事も掃除も洗濯も、やりたい分だけやればいい。
「結婚してよかった」と実感するタイミングはぜんぜんないが、まみという人間といっしょにやってきた10年間で得たものはとても多い。心から感謝している。自分ひとりで暮らしていたら経験しなかったであろうことを、たくさん重ねてこれた。なまじ機能的には依存していないもんだから、ぼくから見たまみとのつながりってのは、ほぼ純度100 % で情緒的なものであると言えるだろう。
こんな状況でまみと死別するようなことがあったら、自分の身になにが起きるのか本当にわからない。ぜんぜん想像がつかないんだよな〜。静かな悲しみを携えて、これまでと同じような生活を送るのか…?はたまた、大きな喪失の波に飲まれて生活が立ち行かなくなってしまうのか…?いろんなパターンを想像してみるも、そのどれを選んでみても現実味がない。
自分の人生にもっとも大きな影響を与えてくれたのが、まみであることは間違いない。短くないであろう10年間という歳月をもってしても、ぼくは結婚について「よくわからない」という感覚のままだけれども。この10年間は充実したものであったし、まみと過ごしてこれてよかったと思う。結婚がどうこうよりも、ひとりの人間としてのまみのことを想って、次の10年に歩み出していきたい。
上に貼った写真がこの文章とぜんぜん合っていない。
ところで、ぼくの脳内ではなにかしらの楽曲が流れていることが多くて、だいたい日替わりで曲がチョイスされるんだけど、今日はSuperflyの『愛をこめて花束を』とLa'cryma Christiの『未来航路』『With-you』だった。
『愛をこめて花束を』は披露宴の中でも流したからね、結婚記念日に思い出す曲としては順当か。
私は泣くのが得意で 最初から慰めをあてにしてたわ
何度も間違った道 選び続けて 正しくここに戻ってきたの
Superfly愛をこめて花束を 歌詞 - 歌ネット
夜には妻と乾杯する。これまでの10年間に感謝を、次の10年間に希望を。黒磯に住んでいたときも、ちょっとした節目のタイミングには焼肉屋に行って人生について語るってのをやっていたな。今日も人生の話をする。結婚生活どうこうより、妻の最近の状況についての話が多くなった。悩みながらも前進を続けているようで頼もしい。
最近のぼくは、とくに困っていることも悩んでいることもないので、楽しい近況を共有するばかり。
長ネギの入荷を大声でアピールするの、めずらしい気がする。
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