RespeakとかRetalkとか、方言のエネルギーとか
ペドロ・サンチェス首相のスピーチを味わうフェス - LISTEN が本当にすばらしい。まずninjinkunさんの名古屋弁バージョンを聴いて、そこからすぐにAKIKOさんの仙台弁バージョンを聴いた。
まず、ペドロ・サンチェスさんのスピーチをぼくは知らなかったので、知る機会になってありがたかった。AKIKOさんとninjinkunさんに感謝。それから、ぼくの心の奥に届きやすい形の「語り」として発信してくれたことで、もしかしたらオリジナル以上に力強いメッセージとして届いたかもしれない。
Tumblrが発明したReblogってのがあって、そのあとTwitterにRetweetとして実装されて有名になって、ぼくはReblogがとても好きなのだけれど。今回のはRespeakというかRetalkというか、そういう名前をつけてみたくなるくらいに、フォーマットとしてのポテンシャルを感じる。友人であるninjinkunさんが話しているのを聴くってのは、ぼくには響きやすかったんだよな。AKIKOさんの、あったかい語りも本当によかった。
ただ情報のコピーを流通させるんじゃなくて、流通経路としての「その人」を通過することで情報の意味が変容する。自分の友人たちが、本当に平和を願っているんだな、ってことが音の震えで伝わってくる。
方言が持つエネルギーも、あらためて感じたな。どうしてぼくは、自分の持つ北海道の方言の成分を薄める方向にがんばる時期を過ごしてしまったのだろう。今の自分は、北海道方言を丸出しにしてしゃべる道産子の方がかっこいいと思うよ。
各位が、各位の持つ声と言葉で語る。そんな当たり前のようで当たり前じゃないことに、こうして気付かされ、尊いことだと痛感し、元気をもらった。
とくに20代の自分は、成長産業であるウェブ業界に身を置いていて、ソフトウェアにかなり傾倒していて、身体性を軽視していたところがあったと思う。他にも自分にとって大切なことをたくさん見落としている気がするので、こうやってひとつずつでも拾い集めていきたいものだ。