情報の流通と体感距離

#juneboku > topics > 情報の流通と体感距離
created: 2022-01-04 / updated: 2022-01-04

ブログのようにフィードを配信しているサイトは、フィードリーダに登録して更新をチェックしている。YouTubeのような動画共有サイトにはだいたい「チャンネル登録」という仕組みがあり、これも対象を登録することで新着をチェックしている。ポッドキャストも実装としてはフィードリーダと同じ仕組みで、ポッドキャストのクライアントアプリに番組を登録することで新着エピソードをいい感じに聴くことができる。

このように、広く利用されている「情報の流通の仕組み」を活用することで、ぼくの日常に新着情報を組み込んでいく。日常に組み込まれた情報は「近い」「近くにある」という感覚で接している。

たとえばぼくの友人が自分でウェブサイトを立ち上げたとして、ぼくの好みの情報をちょくちょく公開してくれたとしても、フィードが配信されていなかったら更新に気付くことができず、足が遠のいてしまう可能性が高い。これは逆に「遠い」ということになる。

ところでぼくは会社員なので、社の一員として社内の情報にアンテナをはっておいて、重要な情報があればうまいことキャッチしたいと考えている。しかし、特定の組織の内部でのみ共有される情報にはしばしばアクセス制限が施されていて (そりゃそうだよね) 情報の流通を担うシステムとの相性が悪いと感じる。

社の人々が日報を書いていたとして、それはぼくが読みたい内容ではあるのだけれど、新着日報に快適に目を通していけるような仕組みがなければ、やっぱり足が遠のいてしまうところはある。社内ブログ、社内ビデオ、社内ポッドキャストなどなど、いつも自分が触れている流通の仕組みに乗って流れてくれば楽しく摂取できるだろうに、それが叶わないために体感距離が「遠い」になるのはもどかしい。

「流通」に加えて「評価」についても少し述べておこう。量の観点でいえば、社内に投じられたものよりも一般公開されたものの方が「評価」に代表されるフィードバックを集めやすい。それが「バズった」ような状態になれば、情報に箔が付くというか、結果的に社内の人々に「見ておこう」「読んでおこう」と思わせやすいだろう。

そんなわけで、社外に出しちゃだめな情報は社内に置くしかないのだけれど、そうでないものについては、どんどん一般的な流通の仕組みに乗せていって、届きやすくしていくのがよさそうに思う。

関連
社外で発信した方が、社内にも伝わりやすくなる

Mentioned in days

In 2022-01-04 Tue Read full day →

今日のウェブログ

バディがいると捗るのページをつくった。
情報の流通と体感距離のページをつくった。
情報が共有されなくなる悪循環のページをつくった。

知的コンバットのページをつくった。野中郁次郎が言うような文脈とは少し違うというか、今のぼくは「イノベーションを起こしたい!」というテンションでもないのだけれど、今年は対話が生み出す創発みたいなものに多く触れたいな〜と思った。コンバットしたい。なんだろう、ゼミみたいな場に参加するのがいいのかなあ。暮らしの方針2022には「知識より体験を」みたいなことを書いたけど、今の自分がやりたいのは対話かもしれない。自分ひとりでは考えないような領域に、他者とのインタラクションを通じて踏み込んでいきたい、ような。

そんなことを考えながら https://wagumi.xyz/ のDiscordサーバに参加した。

Archives : 2,610 days